2017/03/17Bリーグ24節川崎ブレイブサンダース対シーホース三河
- 1 とどろきアリーナはとってもイイ感じ!
- 2 再会を喜ぶブレイブサンダースとシーホースのみなさん
- 3 なんかゴール壊れたらしいけどとりあえず試合開始です
- 4 まさかの三河大幅リードで迎えた後半戦。川崎、意地を見せられるか?
- 5 最後に。目立ちた苅谷氏について語りたい
ついに来ました!
NBLファイナル以来の【ブレイブサンダース】と【シーホース】の再戦!!!!
もうね、ずーっとずーーーーっとこの組み合わせを楽しみにしてた。
アルバルクとブレックスの首位攻防戦は、見られるチャンスが多いけど、
このカードは今節しか試合がないってんだから!!!
それに、NBLファンにとってはかなり思い入れのある組み合わせでもあります。最後のNBL王者の座を5試合もかけて争ってますからね。
あの時のバッチバチの雰囲気、忘れらんないっす。にこやかにあいさつしつつ全く目も合わせない両キャプテン、すれ違いざまに腕がぶつかり一触即発になる長谷川さんとファジーカス。(あれは見てるこっちが焦った(笑))。これがプレーオフか、これが優勝を決める試合か、というものをひしひしと感じたのを覚えてます。
NBL最後の王者はブレイブサンダースとなりましたが、今回はシーホースがリベンジしに来るに違いない!今シーズンでもトップの熱い試合になるはず!!!!ということを期待してチケットを取りました~
1 とどろきアリーナはとってもイイ感じ!
武蔵中原駅より住宅街の中のぐにゃぐにゃした道を進んでたどり着く。
試合時間より1時間前の18時ぐらいの到着だったので、人はまだまばらですが…
やっぱり、すれ違う人みんながこの「KAWASAKI HEART」Tシャツを着ています(個人的にえんじ色が良かったな。赤T多いので)。
入場するとこれが目に入ります。ブレイビーってこんな顔だったっけ。
壁際にはこんな張り紙も!
川崎に限らずですけど、Bリーグが始まってから、ホームチームがアウェーチームやそのファンをお出迎えしてくれるようになって、なんか嬉しいですよね。
※あっ、ちなみに私は埼玉在住ブレックスファンかつシーホースの橋本選手ファンです
地区首位同士の試合です!テンションあがりますね!!!
そして、いざ中へ。。
ブレイブサンダースの赤とシーホースの青のライトが差し込んでカッコいい。会場のつくりは、ちょっと船橋アリーナに似てるかな?(船アリより小さめですが)
そしてすでに選手がアップしてます!!!
2 再会を喜ぶブレイブサンダースとシーホースのみなさん
NBLファイナルではバチバチでしたけど。。。
随分なごやかなもんです(笑)
対戦する機会が一気に減ったので、久しぶりの再会なんでしょうね。私はこういう場面結構好きです。
ブレイビーもシーホースの選手と交流します。
ところで、川崎のウォーミングアップは、選手が掛け声と手拍子をするのですが。。。
ホームでは、会場のお客さん全体で一緒に手拍子をするんです(前に永吉選手がツイートしてたのはこのことだったのか)。これ、実際に会場で体感してみて思いましたけど、すっごく良いです。一体感が生まれるし、選手たちも嬉しそうです。これは川崎のアップのスタイルだからできることなので、ちょっとうらやましいなと思いました。
金丸選手に声を掛ける辻選手。
さて、ここで両チームの本日のロスターが発表され、シーホースの橋本選手が居ないと言う事実が判明(なんとなくわかってはいたけど…)
少し(いやかなり)残念に思いつつも、楽しむこと集中します。涙
3 なんかゴール壊れたらしいけどとりあえず試合開始です
私が座っていたのは反対側だったのでよく解りませんが、アップ中にシーホースのアイザック・バッツ選手がダンクを決めたらゴールポストが故障したそうです(笑)
なかなかゴール交換が進まず、会場も微妙な空気に。すれ違いざまに苦笑するバッツにブイブサンダースのファジーカス選手がドンマイ的に笑いかける一コマがありました。
何はともあれ試合開始でございます。うーん、このハドルに竜馬さん居ないのさびしいなー。
Tip off!!!
川崎が連続して得点!
ルーズボールへの執着心を見せる篠山選手。三河のパスを読み、スティールでチャンスを生み出す!
しかしながら、三河の老獪なる帰化選手・桜木ジェイアール選手がしっかり得点を重ねるのだ…
金丸選手も超マイペースにシュートを打ち続ける。
序盤はやや篠山選手に機先を制されたような気がしたけど果たして…?
さて、ここで比江島選手のシュートモーションを連写でお送りします。
篠山選手がぴったりはりついている状態から…
ゴールポストをめがけて腕を伸ばし、
ジャンプして再び腕をおりまげ、
再び腕を伸ばしボールを放つ!
こちらは金丸選手。いつどの位置から打つときでも背中の角度が同じだそうな(麒麟の田村氏の受け売り)。
川崎の誇るファジーカス砲も!
※私だったらディフェンスやる気失くしてる
狩俣選手、ディフェンスに意地を感じます!!!!
しかし、ジェイアール無双タイムで徐々に点差が開いていく…
篠山選手ってテレビとかツイッターとかだと、飄々としたキャラクターのイメージ強いですけど、やっぱ試合中は本当にカッコいい。
※ただし小栗旬には絶対に似てない
日本人ビッグマンとして期待される永吉選手。
桜木選手相手にこのポストプレー。
からの振り向きざまのシュート!!!!こういうプレーを日本人で見られるの、嬉しいです。
さて、スタメンから外れていた辻選手が投入されます。
比江島選手とのマッチアップ!
川崎は、篠山選手と藤井選手でタイムシェアしてますね。
ママドゥvsジェイアール。試合前はママドゥがジェイアールの腰に手をまわして仲良く談笑する姿も。
これもママドゥの得意なパターン。
このジェイアールのリアクション!最高ですな。
さて、三河はベテラン柏木選手がイン!
迎え撃つのは若手の藤井選手。
ギャビンはこういうシュートも入るんだよなあ。
川崎のファーストブレイク!!!!!!
辻選手がフルで出られない分、他のメンバーのシュートがどれだけ決まるかがカギなのですが、どうもリングに嫌われます。
川崎ブレイブサンダース35-シーホース三河53で前半終了。
ちょっと、にわかには信じがたい点差です。試合を観ていても、川崎のバスケが良くないという気はしなくて(むしろ全員でよくボールをシェアしてバランスよくシュートに行ってるような)、ただシュートの確率がどうしたのかな?というくらい悪いのが要因か。
三河はジェイアール、比江島選手、金丸選手らの個の得点力が光ります。インサイドも強力な外国人二人を揃えているので、その点でも外国人選手1人を欠く川崎を圧倒しているよう。
私は、三河を応援する気満々で来たのですが…逆にここまで点差がついちゃうと、川崎にもガンバってほしい気持ちになってました(笑)
4 まさかの三河大幅リードで迎えた後半戦。川崎、意地を見せられるか?
何はともあれ、後半開始!(竜馬さんが居ない時は誰が掛け声とかやるんだろ?)
篠山さんキレキレ!プレータイムを分け合えるので、ある程度体力を温存して試合に臨めるのも大きいか。
川崎のディフェンス職人栗原選手。
オフェンスでも積極的にシュートを狙います。
栗原選手vs金丸選手。
この二人のマッチアップ、NBLファイナルでは栗原選手のディフェンスが金丸選手に効きまくってたように見えましたが…
金丸選手、ペースを乱されることなく自分のタイミングでシュートへ。
ファールもしっかりもらってフリースローへ。もちろん一本も落とさない。
どうする川崎の司令塔よ。
進撃のファジーカスも、少し疲れの色が見えてきたような…
比江島選手vs辻選手。こちらも贅沢な組み合わせ!
川崎のフォワード・野本選手。
200センチの身長がありながら、リバウンドを取ってそのまま走り、
シュートにいける力の持ち主。もっとプレータイムが欲しい…
今シーズン三河に移籍してきた森川選手。
いや~まさに点取り屋!
ガンガンリングにアタックしてて、見てて最高に気持ちが良い!!!
スタメンで使いたいチームもあるだろうな~と思わせるこのアグレッシブさ。
控えメンバーでも、コートに出れば超強気!これからもっとプレータイムが増えそう!
柏木さん好きだー!
手にボールが吸い付いてるかのよう。
さて、三河の大幅リードを保ちながら、ゲームは終盤へ。
柏木さんは狩俣さんに残りのゲームを託し…
一方、
川崎の篠山選手は、
最後まで点を取る姿勢を貫く。。。
そして。。。。。。
川崎ブレイブサンダース65-シーホース三河92で試合終了。
川崎のバスケが悪いとは全く思わないけれど、やはりシュートの確率が低かったのと、ライアン・スパングラー選手の穴を埋めきれなかったのが敗因か。特に三河のような強豪相手ならなおさら。
私は、今まで川崎のバスケットがあんまり好きじゃないような気がしていたんですけど、あらためて見てみると、ひとりひとりが互いを補い合っていて、どの選手に注目していても、「おーっ!」となるようなプレーを見ることができるんですよね。
特に、長谷川技選手。オフェンス、ディフェンスともにチームへの貢献度が高く、
こういうキックアウトとか、憎ーーーーい仕事をしてくれるんですよ。
どのチームにもエースはいるし、その選手が点を取ればファンも喜ぶしチームも勢いに乗る。でも、本当に優勝するようなチームには、そのエースを支える仕事人のような選手が絶対に必要。特に、川崎は長谷川選手や栗原選手といった仕事人が居るのがとても大きい。
そして、それは三河も同じなんですね。
5 最後に。目立ちた苅谷氏について語りたい
「目立ちた苅谷」こと三河の長谷川選手もまた、エースを支える重要な選手の一人。
彼がコートに入るのは、多くが比江島選手や金丸選手との交代時だと思います。
比江島選手や金丸選手が長谷川選手とプレータイムをシェアできるからこそ、一定のパフォーマンスが保てるわけで…
今回の試合では、比江島選手に代わって川崎の辻選手のマークに付きます。
すでに三河は大量得点でリードし、勝負が見えてきている状態。
ところが、
うまく辻選手にファールをさせられ、フリースローを与えてしまう。
悔しい長谷川さん。
即座に点を取り返します。
ある程度勝負が決している中でも、何とか自分のプレーをアピールしたい。そういう気持ちを感じるんですよね。
長谷川選手も、他のチームならスタメンになるような選手だと思います。
その長谷川選手が比江島選手や金丸選手と同じチームでプレーしていることをどう感じているのか。本当は自分がスタメンでやってやりたいみたいなことを思っているんじゃないのかな。でも、その一方で二人の選手としてのすごさを良く知っていて、それを持って知ってほしいから、「目立ちた苅谷」とか言ってSNSとかで一生懸命PRしてるのかな。
長谷川選手なら、他のチームでスタメンでプレーするよりも、シーホースでシックスマンとしてプレーすることで、より飛躍していくような気がします。
比江島選手も金丸選手ももちろんですが、ぜひ、長谷川さんもより多くの人に見てもらえますように!